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« 峯岸道子先生 あの!肩甲骨ヨガin 神戸 | トップページ | 指導者養成講座後のご感想 »

2012.12.05

ハンディキャップヨガ指導者養成講座in 神戸 報告

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午後からは、ハンディキャップヨガ指導者養成講座。 関西では昨年、大阪、名古屋、福岡・・・と続きました。そして 今回はリクエストを多くいただきまして 神戸にて。

肩甲骨ヨガの時の雰囲気とはがらりと変わり、静かに粛々と進みます。

今回の養成講座は28名のご参加。 
茨城、富山、石川、滋賀、香川、広島、京都、静岡、千葉、兵庫、大阪と全国から集まりました。

まずは自分プレゼン。 ご自身がどのようにヨガに関わっているのか、また 養成を受けた理由は・・・

他の皆さんにわかりやすく 話します。 話すのも技術のうち・・・とは峯岸先生の弁。

しかし、皆さん、本当に芯を持っているというか、お話も上手、聞き入ってしまいます。それぞれのバックグラウンドがあるんですね・・・
私なんぞ、ひとこと挨拶するだけでも 赤面なのに・・・

15ページに渡るテキストを手に進みますが、 でもほとんどは、
 「後で読んでおいて」 ということで、先生の講義がどんどん始まります。

ルードッヒ グッドマン博士のことば

「失ったものにこだわるな 残された機能を生かせ」

漫画、「ワンピース」の言葉だと思ってたうちの家族 無知)

峯岸先生的なキーワードは 「ありのままを受け入れた時」 

私にとっては 息子の障がい受容の頃の気持ちと人生と、ヨガが心の中でかぶりました。

講義については、また ぜひ これからあちこちで展開される養成講座で聞いて下さいネ〜。

今回の養成講座には、ご自身が車椅子ユーザーの方が2名、ご参加下さいました。

お1人は女性、Nさん。 健常者に混じってヨガをなさっているそうです。

もうお1人のTくん。5月の神戸イベントでヨガに出会い、これからヨガをやっていきたいなという方。 

ご本人がハンディキャップをお持ちで養成に参加・・・ということは今までになかったことかなと思います。 講義の途中では、 実際のお気持ちやご意見もお聞きできました。

ひとしきり、座学の後は 実技のスタート。
これまた神戸イベントにご参加下さった教諭のIさんと Tくん。

ハンディキャップヨガのヨガは ポーズや形が第一ではないのです。 

これはヨガ? ストレッチととどう違う?  

どうやって呼吸を身体に入れてあげるか。 
内臓の筋肉のことも想像できる?
胸を開くって? 
車椅子ユーザーの円背(えんぱい)をどうとらえる? 
個々に違う身体にはどう向き合う?  ヨガとストレッチの違いとは? 

知りたい方は養成に参加して下さいネ♪

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重度心身の人をイメージしてみてロールプレイ。

重心の人・・・だらりと寝ころんで 片方を麻痺させる感じになるのがおもしろい。

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個々の身体にフィットするヨガがきっとあるはず と あれこれ錯誤して動く

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地味にヨガに参加しています。
横浜から参加の こーちゃんのママと うちの息子Koki 

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ロールプレイの意味を説明するように言われる。 
どんな人を対象にしているのかを想定して、どんなヨガを今やっていたつもりだったか・・・全てに意味を持って。 自分の意見を言えることは大切。 

みんなの勉強になる。

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椅子ヨガも。

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「なるほど!」 

「写させて」 知恵の出し合い 

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後半はいよいよ、ハンディキャップのある方に来てもらって、実技の時間となります。

今回は大阪の社会福祉法人さん わらしべ会さんから車椅子の男性、Kさん、Oさん2名 後天性と先天的な方。施設長さんと、介助の方も2名いらして下さいました。

そして、車椅子情報冊子で峯岸先生を以前 取材なさったカメラマンで編集者のLさん。
いろいろと 間を取り持って下さいました。 今回 以下の画像で「いい写真!」と思えるのは、ほとんどLさんにいただいたものです。

モデルの話に戻ります。

中学2年生の Yuくん、Koki ともに脳性麻痺
小学4年生の こーちゃん 脳性麻痺 

あの僕たち3人組 同じ 「脳性麻痺」だって信じられますか? 
どう見たって同じ身体に見えないよね。 おまけに モデルのOさんも脳性麻痺。
ハンディキャップってそういうこと。 だから ハンディキャップヨガは1人1人のヨガ。

こーちゃんのおじいちゃん 肩、腰、ふくらはぎの痛み持ち

6名のモデルさんがいらしてくれました。 5つのグループに分けて実技に入ります。

まずはモデルさんそれぞれに 1から5の好きな数字を言ってもらいます。

「何番にしますか?」 と、モデルのKさんにお尋ね。

「6番!」 と まぁ、吉本新喜劇だったら皆 コケますよね 笑) 

爆笑から始まった実技タイムです。

気を取り直して、まずは、カウンセリング。 適宜、介助者の方にも情報をいただきます。

詳細は略

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ちなみに我家は ヨガを知らない夫にあえて任せてみました

そういう人から話を引き出すのも大きな仕事。 みんな真剣だねー 笑)

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お子さんのことを大切に大切に思っているママからのお話も大切。
ママにまずヨガのことを理解してもらうのも大切。
こーちゃんママは、もうすっかりこちらの人ですが 笑)

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この後グループごとに 2つのアーサナ(完全ではなくてもよい)を。 

お体の状態を他のグループに説明し、アーサナの形は要素だけでもOK。
ただし、なぜこのアーサナを選んだのか、どのように落とし込んだのか をキチンと説明する。

さぁ、はじめ!  グループごとに別れて、アーサナの展開です。

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俺はこの雰囲気がなんだか嫌・・・なんだよーーー!というオーラ全開のうちの息子・・・

あれ? 今まで結構楽しくヨガをやってきたのに・・・と焦る私・・・ 

なんで? 長い時間で疲れた?

さっきまで笑っていたのに・・・ うぬぬぬぬ・・・

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 一方、こちらも ご機嫌ななめになってしまった こーちゃん

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ごめんね、1番にグループ分けを尋ねて欲しかったんだよね。  
そういうアクシデントもありながら、そのアクシデントもハンディキャップヨガにはありがち。

ヨガ以前の問題っていうのがよくありまして・・・

いろいろあちこちアドバイスする峯岸先生

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「いつもは 『痛くない?大丈夫?』 と 尋ねられている私が 今日は尋ねる側に立った」 

・・・とは 車椅子でヨガ歴5年の Nさん。

車椅子を降りて懸命にYuくんによりそってくれる。

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なんだか 通じ合ってる Kさんとこのグループ。

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ポーズはとれたんだよね。 
ブロックとボルスター。ストラップで補助をしたのも 狙い的には完璧!
でも主体性は どこに行った?

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峯岸先生いわく、信頼を確かめ合うのも大切なこと
先生の言う事はちゃんと聞く息子 笑)

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そして1つ 1つの動きの確認、小さな動きの積み重ねは本当に大切。 
「反って」  と一言で言っても けっこう怖いもんなんだよ。 って。

重身のモデルさん Oさんも脳性麻痺です。

かなり抱縮や内転も強く、手足もかなり冷たい

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しかし 理解度は とてもよく、一生懸命に挑戦する。 

呼吸しようね! 笑顔で! 胸張ってみて!全てに 持てる力を最大限に。 
いつの間にか、手足は温まって。 車椅子のOさんに車椅子のTくんが寄り添う。

峯岸先生は事故のないように必ず見守ってる。

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英雄のポーズをとってみたいというYuくん。座位の工夫と主体性はひきだした。
もう一歩なんだよね、右手、伸ばせる? こうだよ? って説明する指導者さん。

頭ではわかっていても身体が動かないのが脳性麻痺なんです。 

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このまま峯岸先生がストラップを持たせたら 言う事を聞かなかった右手がすっと下りた。
 

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まだ ストラップはたわんでいたけれど、 それでいい。本能の動きも利用しよう。

あれ? いつの間にか 腕があがってる こーちゃんじいじ

「わし もう70歳やのに〜」と言いつつ、キツいのを望む まさに関西人

 

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楽しく参加してくれているKさん。

施設に帰っての第一声は

「わしゃ、もう死んでもえーわー!」  

だったそうです。それほど楽しかったんだそうですよ。 

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今日のハイライトは

こーちゃんじいじ そして Tくんが 逆転のポーズ。

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Tくんは 中途障がいで 車椅子生活は12年間。
12年ぶりの逆立ち・・・ 成年男性が多かったので、お手伝いをしてもらいました。 

峯岸先生が後から感想を聞いてくれました。あの時 身体に何が起こった?

「腹筋をいままでにないくらい使いました。 落ちたときの恐怖心が大きかったです。

12年ぶりに逆立ちをした喜びの方が大きくて、自分でもビックリです。
ハンディキャップヨガは、不可能なことを可能にする力もあると思います。

内蔵もですけど、脳が一番ビックリしたと思います。
下肢は、なにも感じなかったですけど、気分は最高でした(☆o☆
今度も楽しみにしておきます(☆o☆)。」 


ご本人の投稿よりの言葉でした ↑ 

私は逆立ちをしたとか できたことが一番なのではないと思っています、 念のため。 ご自身で一歩踏み出した そのきっかけをヨガが作った・・・ それが嬉しくて。

最後は Enyaのゆったりとしたウインターバージョンの音楽で 全員でヨガ。
マットも敷かずその場で、サポーターもつかず それぞれでヨガ

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頑張らなくてもいいんですが ここでもがんばる こーちゃんじいじ。  
本当に毎回、ナイスファイトです。くれぐれも ゆったりとして下さいネ・・・ 笑)

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時間も迫り、飛行機の時間が気になる方々も出てきました。
修了書をダッシュでお渡しして (画像無し すみません !)

全員で記念撮影

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撮影はこの2人

夫と娘(トナカイ)

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様々なご縁で実現した 今回 神戸で初めての養成講座。 
本来は 2日間かけて行う内容を 事情で1日だけで突貫開催といたしました。

理由 →2日続けて借りれる場所がなかなか見つからなかったのです。

アクセスもトイレもバリアフリー
全国からご参加の方が集まるため、空港や新幹線のアクセスがよいところ
駅から徒歩10分圏内 
※今回は、貿易センター駅にエレベーターがありませんでした・・・
近隣に駐車場があってほしい
料金がリーズナブル
素敵な環境だとなおよい
130平米は必要
金銭の授受が許可されているところ

こんな 場所があれば ぜひ、ハンディキャップヨガチームに教えて下さいませ。

最後に、おまけの話ですが、施設長のKさんと、カメラマンのLさんは なんと、うちの夫とお仕事の関係で つながっていることがわかり・・・笑) なんというご縁でしょう。

私もいろいろと本当に感じる事多い1日でした。
何よりも皆さんの熱意、モデルさんの前向きさに感激しました。 

ハンディキャップヨガには 「これがヨガ」というものは無く、お1人お1人に寄り添うヨガが必ずある・・・と私は信じてなりません。 

私が息子とヨガを通じて感じられた恩恵を、また違う必要とされている方へ お伝えできたら・・・ という気持ちで。

次回のハンディキャップヨガ指導者養成講座は リエ先生の企画で 中国、四国地方へと。
日程は 3月3日です。 

詳細が決まりましたらこちらでも ご連絡いたします。

Keiko母子も参加の予定です 

年明けから、ハンディキャップヨガ関西も、Tくんをとりまいて(笑)  神戸界隈でハンディキャップのある人向けにヨガ活動を少しづつ スタートさせたいと考えています。
まだ そこまで考えが至っていなくはありますが、定例会的にできたらいいな。

交通費も出ないかもしれません。 
それでも関わってみたいとご協力して下さる方がおられましたらKeikoまでご連絡を下さい。

今日 養成を終えられた皆さんの ご活躍を祈ります♪ 何かありましたらなんでもご相談を。 知る範囲でお答えさせていただきます。

※カメラマン Lさんのご好意にて 画像は全て取り込み自由とさせていただきます。

ご自身のFacebook、blog など ご自由にお使い下さい。
こちらのページにリンクを貼ってもらえると幸いです。

個人がかなり特定できる部分に関してはちょっと小さめにしていただいたり、加工してもらえるとありがたいです。

不慣れなもので、行き届かなかった点も多かったかと思いますが、気付いた点、ご感想などは コメントや、メールでkeiko宛に頂けたら幸いです。  また 企画に生かしていきたいと思います。

ご参加下さった皆様方、モデルさん、わらしべ会の皆様 KIITO のご担当者さまにお礼申し上げます。

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素晴らしくステキな会場でした。

よいクリスマスと年末を♪ 

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合掌

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コメント

すばらしいイベントでした!
けいこさん、ありがとう。

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