第4回 W園/肢体不自由の方の施設ヨガ
大阪の肢体不自由者施設での ヨガの日でした。
参加者さんは 床の上8名
台の上に座って 1名
車椅子で3名くらい
レッスン担当(リーダー)1名 サポーター4名 職員さん4名 です。
利用者さんへのヨガは3回目ですが もう利用者さんは、それぞれ、
お気に入りのサポーターが居るようで 私の顔を見るなり
「●●さんは?!」 と 聞いてきて
「来るよ」
と言うと 「わ〜い♪」 と 車椅子でどこかに行って喜びを爆発
他の利用者さんによると、
「朝からずっと 言ってるで! うるさいから、 けーへんで! って言うたった 」
な〜んていう 密告もありまして 笑)
今回は、自分でヨガの動きをサポート無しで できるようになってきた人
サポーターに 自分の身体を あずけるようになった人
アイコンタクトで要求するようになった人
そんな部分が見えてきました。
サポーターの皆さんの、心身共に体当たりのサポートが だんだんとこういう形になってきたんですね。
峯岸先生も「信頼関係が一番大切」 と おっしゃっていましたね・・・
今日は前回のヨガの復習の時間も入れて、かぶせるようなレッスンにしていきました。
「新しいことをやらなきゃ・・・」と思いがちですが、前回のレッスンのミーティングで 職員さんとも 考えた結果、このような形を ここのヨガの形とするようにしました。
新しいところで 頭のマッサージ。
自分の頭を自分で ありがとうの気持ちをこめて モミモミ
届かないと思っていた人も届いたり、 職員さんに
「これからは自分で頭も洗おうね〜〜〜」 と 言われて焦る人も 笑)
寝る姿勢も 座位も いろいろと、プロップス代わりのものを使いながら・・・
姿勢の変換は 職員さんの経験に一番 助けていただけます。
今回は 重度の方のサポートにいつも職員さんがついて下さるのですが、今日はあえて、遠くから見守ってて下さいました。
時々、体位変換の時に 勝手がわからなくて
「SOSで〜〜〜す!」と助けてもらいにきたりしましたよ。焦る〜〜〜笑)
今回は、車椅子のヨガ指導者の方が初めてサポーター参加されました。車椅子と車椅子のヨガの繋がり。
独特の姿勢で臨まれるのでサポートの方法に 工夫を持って臨める工夫を考えていきたいな と実感しました。
毎月1回ですが 本当に 難しいですが 楽しいのです。
「来月が担当」になった サポーターさん=ヨガ指導者さん は 1ヶ月 ずっと 緊張されているようです。
お互いに、連絡をとりあって、相談したり、互いのヨガクラスに参加されてヒントを求めたり全力投球されています。
私は場を持つことしかできないのですが、皆さんの終った後の 清々しい笑顔が 本当に嬉しいです。 どんどんと笑顔になっていくサポーターさん達が本当に素敵です。
また来月 お会いしましょう。
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