ハンディキャップヨガ指導者養成講座in神戸終りました
神戸にて指導者養成講座 終りました。
今回は、お申し込み人数が比較的ゆったりでした。 ですので、最初の自己紹介から、それぞれどんな風にヨガに向き合って来たか・・・・等 たくさんの言葉で伝え合うことができました。
午前のアプローチ
単に盲の方の体験・・・ではありません。 本当に深い峯岸先生の講座展開。
午後からは、毎月施設ヨガに行っているW園さんから、車椅子の方と職員さんが実践モデルになって下さいました。
車椅子のヨガ新米ヨガ指導者のshoichiくん、うちの息子も含めて たくさんの車椅子。
こう縮した右手が伸びた瞬間。
「当日は峯岸先生自身が試行錯誤をされながら流れを組み立てて行く場面を生で見ることができ、とてもよかったです。まるで一種のアートのような臨場感がありました。
ハンディキャップヨガというのはまだ、芽生えたばかりの領域でしょうし、峯岸先生だけではなく、
Keikoさん、それをやろうとしている人・・・皆さんの様々な試みや挑戦が道を切り開いて行くのではないでしょうか。そのプロセスにこうして、わずかでも触れることができ、幸運だと感じています。
でも私達、職員も、もっともっと勉強せねばと実感したのも事実。でもやりがいがありそうです。」
このご感想は、施設の運営、障がい者の雇用に道無き道を開拓してきた Iさんの言葉です。
さて、いつもは ボルスターやボールなど ありとあらゆるものを用意するのですが
ボルスターは1本、ブロックも数える程、あとは大きなバスタオル、温泉タオル・・・
ちょっとご不便な思いをさせてしまったかもしれませんね
毎月、W園さんでハンディキャップヨガを行っていますが、そこにはプロップスが皆無の中、
毛布とケットだけでなんとかやっています。
「なんもいらんのちゃう?」 と 私の心につぶやきが・・・笑)
これは息子ですが 普通に寝かせると このように膝が屈曲しています。
ここで 指導者さん達は 「空間を埋める」ということにとらわれすぎてしまって、膝裏にボルスターや毛布を入れようとします。
でも ちょっと待って。
ヨガでは縮こまった体(や心)をほぐすことが大切だし、そこを目的にしたりしてますよね。
その後は このとおり
握りこぶしが入るか 入らないか の隙間になってますよね。 普通にちょっとあれこれ、やっただけで こんなに伸びるんですよ〜
もちろん その人の身体によって、即 空間を埋めて上げたほうがいい人も居ます。ハンディキャップヨガの難しいところで、1人1人に違う・・
ヨガを提供する側としてそれぞれの身体と心と深く対話する、信じてもらうことがまず第一? 息子を見てて思います。
息子と、指導者のSさんとは、もう養成講座だけで3回、一緒にやっています。12月の時も息子に担当下さって、前回より もっと もっと 踏み込んでくれたSさんが 本当に頼もしかったです・・・!
まあ プロップスに関しては、こういう考えもある・・・という意味で とらえて下さいね。
ヨガマットを丸めたり、 ヨガ棒が今あったら使いたいね! と、持って来てませんから、掃除のモップの柄を借りて来たりと、ほんとに奇想天外でしたw
いつも時間が足りないくらいです。 今日は神戸の養成講座を見学に来た方が多かったのですが(関係者です)
「笑顔がいっぱいで、本当にこっちまで笑顔になったわ・・・」とのこと。
さて 年内の養成講座はこれで終りました。
来年からは養成講座の内容も 大きく変わる予定です。
講座のご感想、リクエスト等 ありましたらご参考までにお聞かせ下さいね。
雨の中のご参加 お疲れさまでした。
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