第13回/W園肢体不自由の方の施設ヨガ
この施設でのヨガ、最初の契約の「1年間様子を見る」ことから継続となりました。まだまだこちらも、教えてもらうことばかりですが、熱心な先生方のおかげで、皆さんヨガが大好きになり、自分の身体に興味をもたれ、また、余暇としても素晴らしい時間となりつつあります。
今年度も目標は 「職員さんにもっとヨガを知ってもらう」 ということに設定しました。
お互いにいい時間でありながら前進したいと思います。
こちらは脳性麻痺の40代男性です。 緊張が強く、ご自身では一切、動くことができませんが、首はすわっておられます。 コミュニケーションもあらゆる方法でとられます。
一音 一音 絞り出すように話されます。
指導者養成講座に来られてから、やみつきになって、どんな方法でも参加されようとします。
シャバーサナの心地よさを味わっていただきたく、究極のリストラティブヨガだと言えますよね。
枕2つ、背中に折り畳んだ毛布、膝下に毛布、足の間にクッション と 快適なご様子です。
今日のレッスンはリレー方式。
最初のゆるめ
上半身の動き
オリジナル 太陽礼拝
と 先生方にバトンタッチしていただきながら進みました。
さっそく 今年度の目標です。
まずは 普通の太陽礼拝を職員さんにまず やっていただきます。 ひとつひとつのポーズが身体にどう響くか、またポーズの持つ意味などを説明しながら 進みます。
「けっこう キツい〜〜〜〜」
という叫びに利用者さんの冷たい 笑いが・・・
利用者さんには同じ動きはできませんが、太陽礼拝のエッセンスを取り入れつつ、介助する人は、さきほどご自身が行って感じた動きを、サポートを通して伝えていく
そのようなヨガの時間を目指します。
最後は音浴 と 感想会
今日の感想
1年間やってみての感想
「最初は 左右の指の長さを見ましょう」 とか
「お互いの目の大きさを見ましょう」とか
身体を感じることから始ったよね。
そーだった そーだった
「指よ 伸びろ〜」 とかね。
ずいぶん動けるようになりました。身体を動かして 訓練とは違う心地よさを感じていますね。
のべ 20名の先生方がレッスンやサポートに来てくれました。
さらに目標を持ちつつ 楽しくやっていきたいと思います。
先生方 ありがとうございました。
シャバーサナで 気持ちよい〜〜〜〜
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